2015年

6月

04日

「SIMフリーiPhone+ドコモ」の歴史②

 

引き続いて「SIMフリーiPhone + NTTドコモ」の歴史を見てみましょう。


今回は

・パケホW10000時代

・XIフラット5000時代

です。


Xiサービス開始とiPhone4s/5発売の時期でした。


前回の記事はこちら



 

 

iPhone+ドコモパケホ年表(再掲)

iPhoneの歴代発売日とドコモのパケット定額サービスで比較してみました。

(再掲)

年月

イベント

 プラン

2007年6月

 

iPhone発売

 

GSMのため

iPhone使用不可

2008年7月

 

iPhone3G発売

 

パケット

青天井時代

2008年10月

 

パケ・ホーダイダブル開始

 

2009年1月

パケ・ホーダイダブル

PC定額開始

 

パケホW

13000円時代

2009年6月

 

iPhone3GS発売

 

2009年12月

パケ・ホーダイダブル

128K開始

 

2010年6月

パケ・ホーダイ ダブル

PC定額値下げ

 

パケホW

10000円時代

2010年6月

 

iPhone4発売

 

2011年3月

パケ・ホーダイダブル2/フラット開始

 

2011年10月

 

iPhone4S発売

 

2011年11月

Xiパケ・ホーダイ開始

パケ・ホーダイダブル2/フラット値下げ

Xiフラット

5000円時代

2012年9月

 

iPhone5発売

 

2012年10月

 

Xiパケ・ホーダイライト開始

 

2013年9月

 

iPhone5s/5c発売

ドコモ公式発売開始

Xiパケ・ホーダイ for iPhone

 

ドコモ公式プラン時代

2014年6月

 

カケホーダイ&パケあえる開始

 

パケットパック時代

2014年9月

 

iPhone6/6plus発売

 

今回はパケホW10000円時代・XIフラット5000円時代です。


パケット青天井時代、パケホW13000円時代はこちら。




パケホW10000円時代

2010年6月~2011年10月

2010年6月は、iPhone4発売とパケホWの値下げが重なりました。

 

iPhone4と同時にiOS4リリースされて、FaceTimeなどの機能が実装されました。

 

ドコモはパケホWの一部見直しを行い、SIMフリーiPhoneを使うときの「PC接続の定額上限」が一気に3000円値下がりました。

これで、「SIMフリーiPhone+ドコモ」が10,395円(税抜き9,900円)の通信料に収まってきました。



そのまま1年半ほど経過して、ようやくiOS5を搭載したiPhone4Sが発売されました。

iPhone4Sは、全世界で大人気でSIMフリー版も香港・シンガポール

タイなど、さまざまな国のモデルが輸入されました。このころはちょうど円高のメリットも大きかったです。


iPhone4Sは、FOMAの周波数帯にもっとも適合しており、サイズも手ごろなことから長く現役で使っている方も多いです。


なお、auもiPhone4SからCDMA版のiPhone4Sを発売しました。


一方、NTTドコモはiPhone4S発売が再三、噂されていたものの結局発売なし。

この頃、ドコモはFOMAに代わる高速通信Xiのサービス開始を目前にしていました。


サービス 価格

 

基本使用料

 

FOMAタイプMバリュー

ファミ割MAX

2,625円

 

パケット定額

 

パケホーダイダブル

上限10395円

10,395円

 

ISP

 

moperaU

525

 

docomo

メール

 

imode

315円

imode.net

210円

 

合計

 

14,075円



Xiフラット5000円時代

2011年11月~2013年8月

2011年11月、iPhone4S発売の1か月後に、NTTドコモは新高速通信サービスXiを開始しました。

 

当時、LTEはあまり馴染みがありませんでした。

また、Xiのサービス開始とともにFOMAパケホの上限の値下げ(10395円→8190円)も実施しています。



もちろんiPhone4Sは、XiでLTE通信に対応していませんでした。


しかし、SIMフリーiPhoneユーザーにとって、新しいXiプランのメリットは破格の好条件でした。


・Xiプランで契約しても、FOMAが従来通りつかえる。

 

・SIMカード交換が1回に限り手数料無料。

 

・Xiは「PC接続上限」の制度がなく、どの端末でも同じ金額。

 

・Xiパケホ(5985円)は、FOMAパケホ(8190円)より大幅安。

 

・さらにXiパケホは、半年間だけ5985円→4410円に割引キャンペーン。

 

・パケット通信の上限は7Gまで。


現在でも、なかなかでない高好条件です。

 

このプランのおかげで「SIMフリーiPhone4S + NTTドコモ」ユーザーが一気に日本国内に増えました。

SIMフリーiPhone4Sの中古流通が多いのも納得です。

 

標準的なSIMフリーiPhone4Sでの料金プランは以下の通りでした。

サービス

価格

 

基本使用料

 

タイプXIにねん

700円

 

パケット定額

 

Xiパケホフラット

5,985円

期間限定4,410円

 

ISP

 

moperaU

525

 

docomo

メール

 

imode

315円

imode.net

210円

 

合計

 

7,735円

期間限定6,160円


期間限定・通話定額なしの条件とはいえ、非常に安かったですね。


この頃は各社ともにMNPキャンペーン・月額サポート金額が大きかったため、「Xi端末を無料で購入し売却、かつ月額2500円程度の割引。」といった

プランも余裕でできました。


実際の請求例がこちら



iPhone5の登場と失望

 

Xiサービスの普及とドコモのXi対応Androidスマホが広まって10か月経過。

 

2012年9月に、待望のLTE対応のiPhone5が発売されました。

なお、ドコモはiPhone5の公式発売はありませんでした。

 

しかし、香港版などのSIMフリー版も、本来ならばLTE対応のiPhone5でしたがドコモSIMとの組み合わせは大きな失望でした。

 

・ドコモSIMでは、LTE通信がONにならない。

FOMA通信のみでXi(LTE)のスイッチが表示されません。

これはドコモでもハードウェアでもなく、iPhoneのソフトウェア側の制御です。

一時期、LTE通信ができるiOS/キャリアプロファイルがありましたが、結局できない状態にもどりました。

2015年5月現在、iOS8以降であれば、ようやくLTEが使えるようになりました。

詳しくはこちら

 

・FOMAプラスエリアが使えない。

山間部で必要となる800MHzの電波がつかめない。

詳しくはこちら。

 

・nanoSIMカードがない。

iPhone5発売当時、nanoSIMを使うデバイスは他にありませんでした。

そのためNTTドコモでもnanoSIMを提供しておらず、SIMカッターなどで自己責任で加工するしかない。

詳しくはこちら。


 

確かに性能や画面はiPhone4Sから進化したものの、「SIMフリーiPhone5+ドコモSIM」は大ハズレでした。


auやソフトバンクのiPhone5はLTE通信ができるているにも関わらず、同様の月額料金で、狭いFOMAエリアでLTEなしで使わざるを得ませんでした。



次回へ続きます。

 

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    えふたか (金曜日, 05 6月 2015 16:27)

    懐かしいですねぇiPhone4SとXiフラット契約。
    私も香港の業者からSIMフリー機を取り寄せて使っていた世代です。
    こちらのページを参考にしながらコツコツと設定していました。
    本当に、お世話になりました。ありがとうございます。

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