日本でもSIMフリーが一般的になり、様々なSIMフリースマホが販売されるようになってきました。
選択肢が増えたのはいいことですが、その分、悩みも増えました。
それでもSIMフリー選びでは、iPhoneを購入すべき理由がいくつかあります。
iPhone5Sとほぼ同時期に販売されたSIMフリースマホ2機種を比較しながら見てみましょう。
SIMフリーiPhone5SをXperia Z1、Galaxy S4と比較
今回比較するのは、SIMフリー版のiPhone5S・Xperia Z1・Galaxy S4の3種類。
いずれも2014年の5月〜9月に販売でした。その後、2年弱経過した状態で比較してみましょう。
理由① 保守サポートがどこでも受けられる
SIMフリー版の国内外サポート体制一覧
SIMフリー機種 |
日本国内 サポート |
海外 サポート |
Apple iPhone5S 16GB |
Apple Store (直営店) Apple 正規サービスプロバイダ で保守対応 |
Apple Store (直営店) Apple 正規サービスプロバイダ
で保守対応 |
SONY Xperia Z1 16G |
なし キャリア購入時のみキャリア受付。 |
あり |
SAMSUNG Galaxy S4 16G |
なし キャリア購入時のみキャリア受付。 |
あり |
端末が初期不良やバッテリー障害などが発生した際に、故障修理をしてくれるメーカーサポートや部品在庫があるかが非常に大事です。
ドコモショップなどのキャリアで購入したスマホは、ドコモで修理を受け付けてくれます。
しかし、キャリア以外で購入するSIMフリースマホが故障した際には、購入店かメーカーに依頼するしかありません。
MVNOキャリアの特典や量販店で購入したSIMフリースマホの修理先は、ほとんどがメーカー修理ですが、日本国内で受け付けてくれる箇所はほとんどありません。
一方でiPhoneならば日本のApple Storeは、海外で購入したiPhoneの修理も受け付けてくれますし、逆に海外のApple Storeでも日本で購入したiPhoneの修理を受け付けてくれます。
ほとんどの都市にApple Store直営店や認定店があり、宅配での修理も迅速でスムーズです。
理由② 値下がりしにくく、中古買取価格がよい
iPhoneは人気機種だけあって、非常に値下がりしにくく中古での買取・下取価格が非常に高いです。
SIMフリー機種の販売価格と値下がり率
機種 |
発売日 |
当時の 販売価格 |
2年後の
市場価格 2014年 5月時点 |
値下がり率 |
Apple iPhone5S 16GB |
2013年 9月20日 |
70,080円 | 72,800円 | ↑4% |
SONY Xperia Z1 16G |
2013年
9月15日 |
89,040円 |
35,000円 〜 44,000円 |
↓-51〜61% |
SAMSUNG Galaxy S4 16G |
2013年 4月26日 |
83,160円 |
40,000円 〜 46,000円 |
↓-45〜52% |
理由のひとつは、Appleは新モデル発表後も旧モデルを販売し続けるため、長期にわたって定価が値崩れしにくいこともあります。
とくにこの2年間はiPhone5Sは、円安の影響もあり値上がりしています。
とりわけSIMフリーiPhoneは、中古での流通量が少ないこともあり、2年経過後も中古買取価格も非常に高いことがほとんど。
SIMフリーiPhoneを1〜2年間使用後に中古買取してもらい、新機種に買い換えるのがおすすめサイクルです。
理由③ 長期間バージョンアップに対応できる
iPhoneもAndroidも順次バージョン更新されていきますが、古い機種でも対応できます。
iPhoneやXperiaやGalaxyのようなメーカーのフラッグシップモデルであれば、バージョンアップにも順次対応していくのであまり問題ないかもしれません。
各機種のバージョンアップ対応状況
SIMフリー機種 |
発売時点 |
2014年5月時点 対応状況 |
Apple iPhone5S 16GB |
iOS7 |
iOS8.3対応 |
SONY Xperia Z1 16G |
Android4.2 |
Android5.0対応 5.1対応予定 |
SAMSUNG Galaxy S4 16G |
Android4.2 |
Android5.0対応 5.1対応未定 |
iPhoneは約3〜4年以内のモデルならば最新iOSに対応し続けます。家族に譲るなどをしながら同じ端末を長期間使用する場合でもiPhoneが非常におすすめです。
SIMフリー端末購入時にはバージョンアップ対応がどうなるかを見極めながら購入しましょう。
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