格安SIM・MVNOを比較してみました。
自分に合ったSIMカードを見つけましょう。
格安SIMカードを選ぶには、以下の順番で絞り込むのがお勧めです。
①どの携帯キャリア系列のMVNO・格安SIMがいいか?
ドコモ系・au系で、電波のエリアや周波数帯が異なるため、つながりやすさは変わってきます。
各iPhoneのモデルごとに対応する周波数帯が異なります。
エリアと周波数帯が安定しているMVNO・格安SIMに絞り込みましょう。
②音声通話が必要か?
電話するかどうか、着信のみか発信するかで適合するMVNO・格安SIMのプランは変わってきます。
「データ通信専用」、着信メインで「音声通話有り」、発信メインで「音声都和有り」で絞り込むとよいでしょう。
音声通話発信を多く使う場合は、携帯キャリアの定額通話のほうがお得です。
③毎月どのくらいデータ通信容量・通信速度を使うか?
一番難しいところですが、
普段はWiFiを利用して通勤・通学の間だけデータ通信を利用する、ほとんど終日データ通信を利用する、
動画を観たり、常にデータ通信をしながら仕事をするようなことがなければ、ほとんどの場合で1~2Gで十分です。また、Webブラウジングや
④どのくらいの期間使う予定か?
メインの回線をMVNO・格安SIMに変更する、2台目としてMVNO・格安SIMを追加購入する、旅行用で一時的に使う電話番号など、目的はさまざまです。
ほとんどのMVNOは解約費用がかかりませんが、一部には解約が煩雑なMVNOもあります。
初期費用もかかりますので、短期か長期かを考慮するのがよいでしょう。
また、MVNOでは定期的に料金値下げや容量アップを実施しているところもあります。
あまり気にしなくてよいもの
・価格
格安SIM比較の割に価格を気にしないのは変ですが、価格だけで比較した結果使いにくいサービスを選んでしまうのは本末転倒です。
安物買いの銭失いにならないように、あらかじめ自分の使用目的に絞り込んだ中から選んでいきましょう。
・SIMカードのサイズ
通常SIM・MicroSIM・NanoSIMのサイズ対応有無は、MVNO各社で少しだけ異なりますが、基本的にはMVNO元の携帯キャリアと同一です。
あまりお勧めしませんが、SIMカッターで切断するという手段もあります。
最後に、基本的にはどのMVNOもNTTドコモやauなどから携帯回線を買い上げているので原価はほとんど同じです。
各社は、さまざまなプランを企画しサービスを細分化・差別化しているだけですので、「全員に絶対これがおすすめ!」というプランは存在しません。
自分に合ったプランと格安SIM・MVNOを選ぶのが、一番大事です。