iPhone5からSIMカードのタイプがnanoSIMになりましたが、NTTドコモでもnanoSIMを発行しています。
よって、SIMまたはmicroSIMを加工する必要はありません。
ドコモショップでSIMカードを交換する方法はこちら。
念のため、SIMカードのカット方法をご紹介します。
※約款上、SIMカードはNTTドコモからの貸与の取り扱いです。
留意しましょう。
ここでは、microSIMをnanoSIMサイズに変更する手順例を案内します。
何枚かのSIMを使って比較しながら加工していきます。
上から
NTTドコモのmicroSIM
AT&T(US)のmicroSIM
PCCW(香港)のmicroSIM
Telcel(Mexico)のSIM
です。
金属のチップ部分が、NTTドコモだけ大きくなっています。カットする際には、位置調整を慎重に行いましょう。
カットするのに必要なものは、
・ハサミ、ヤスリ(100円ショップなどで十分です。)
・nanoSIMカッター(なくてもカットできますが、あれば便利です。)
です。
nanoSIMカッターは、秋葉原やAmazonで売っています。だいたい1000円〜2000円くらいです。
ほとんどの製品はSIMアダプターも付属しています。
nanoSIMカッターの裏側は、SIMカードを差し込むようになっています。
ここにSIMカードをいれて、ホチキスのように押すと繰り抜かれます。
まずはAT&TのmicroSIMをカットしました。
AT&TのmicroSIMはチップの金属部分が小さいため、金属部分を左右0.5mm弱程度カットするだけです。
上下は、金属部分はカット剃る必要がなく、プラスチックだけをカットしてあげればぴったりです。
カット後は、バリが多いためヤスリで各側面を削って、きれいにしてあげます。
また、背面をすこし削って、薄くしてあげれば完成です。
アダプターにはめてみて、隙間なくぴったりはまるまで削ります。
アダプターをつけて、iPhoneにSIMカードを差しこんでみて左上で電波を受信すれば成功です。
今回はAT&TのSIMのため、圏外になっています。
左上で「SIMなし」が表示された場合は、SIMを認識していない状態ですので、失敗です。
次にドコモSIMです。
たまたま扱いが悪く、携帯電話側からのSIM読み込みの筋ができていました。
青い線のとおり、四隅をカットします。
このような形で繰り抜かれます。
ヤスリでバリを削り、背面を削ってすこしだけ薄くすれば完成です。
SIMトレイに載せて、iPhone5にいれます。
無事、認識されれば成功です。